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2025/11/10

こんにちは。
ナースアシストりあんのちはるです。
前回のブログは、
「ホテル編」でした。
さぁ、一泊二日の旅も最終日となり、
朝から少しバタバタです。
息子様から「ゆっくりと朝風呂に入りたい」
というご希望があり、
早朝からお部屋へ伺いました。
少し寝ぼけた様子で
迎えてくださった息子様。
毎日、お忙しく働いているので、
この旅では心も身体もリラックスして頂きたい。
その間に、お母様の準備を進めます。
お母様の健康状態の確認し、
トイレ介助、お着換え、
身支度をした後に、
外を眺めながら、
ゆっくりと外を見ながらお茶を一服🍵
朝のお茶には、
心を落ち着かせる力があります。
リラックスして、「今日も始まるなぁ」と
感じる大切なスイッチ。
そして
朝食の時間。
ホテルの朝食は、
旅のもう一つの楽しみです。

一つひとつ味わいながら、
息子様と今日の予定を確認。
新米の季節だったこともあり、
お母様は何杯もおかわりをしていました。
「やっぱり、日本の朝ご飯は、
美味しいね」
そんな言葉を交わしながら完食😳

お母様がお元気なのは、
やはり、”しっかり食べられること”の力だと
再認識していました。
もちろん看護師としては、
食事の飲み込みの様子や、
姿勢の確認
そして、この後の移動に備えた、
体調の把握も欠かせません。

自然に見守りながら、
”安心と満足で始まる朝”を
支えます。
起床時の血圧が高めだった
お母様
お薬を飲んで頂き、
しばらく休息を取ってから、
出発の準備です。
最後にホテルで記念撮影

済んだ青空のもと、
最高の写真が撮れました😍
お母様も一緒に「いいね」ポーズ😆
ホテルの方々に見送られて、
笑顔で出発!
次の目的地は、
ご親戚の方と一緒に加賀名物「棒茶」を一服

「来てくれてありがとう」
「会えてよかったね」
そんな何気ない会話が
とても想いが込められていました。

『同じ時間を共有すること』
これこそが人生の豊かさなのかも
しれません。
「お茶を飲む」という
当たり前の行為の中に
人が生きる力と優しさが、
静かに宿っていました。

もちろん、
お母様の表情や疲労の様子を観察。
無理なく、穏やかに過ごせているか、
疲れていないかを確認しながら、
帰りの旅路に備えます
ご親戚の方とはここでお別れし、
車酔いや水分不足に気を配りながら、
体調をサポート
空港に到着すると、
まさかの奇跡が起こりました✨
これまで息子様の認識がなかった
お母様が、息子様の名前を呼び
会話を始めたのです😍
驚きと喜びでいっぱい。
胸が熱くなる瞬間でした。
チェックインを済ませた後に、
最終の健康チェック。
朝に高めだった血圧も
安定しており、ホッと一安心。
カルテを記載し、
施設の看護師さん宛に報告ファイルを
作成します。
旅が終わってからのフォローも、
りあんの大切な役割。
空港でのお見送りは、
単なる「帰り道の終わり」ではありません。
『旅の余韻を心に刻み、
人生をつなぐ時間』
りあんの旅が大切にしているのは、
その最後の一瞬まで、
「安心」と「想い」に寄り添うこと

「また、どこかで」
そう思えるお見送りこそ、
看護師として、人として
そして”りあん”として
幸せの瞬間です。
そんな想いを胸に、次への旅へと
つないでいきます。