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2025/10/24

最後のお墓参り②ホテル編

最後のお墓参り②ホテル編

こんにちは。
ナースアシストりあんのちはるです。

前回のブログは、
「お墓参り」編でした。

今回は、「ホテル」編です。

旅と言えば、やっぱり宿泊。
その日の疲れを癒し、
思い出を静かに振り返る。

そんなホテルでの時間は
「旅の安らぎの瞬間」

りあんの旅では、
目的地はもちろんですが、
「安心して休める場所」も
大切にしています。


ご本人様がゆっくりと休めれるように、
ご家族様が安心して過ごせるように。

まずは、ホテルへの連絡を密にすることが
大切です。

事前にホテルに、連絡し、
ホテルでのバリアフリー度

お部屋の状況。
入口の段差。
トイレの状況(距離・手すり)
ベッドか?(高さ・転落防止)
お布団か?

まぁ、それは何回も連絡をしました。

だってね、
今の時代、バリアフリーって言っているけど、
普通のバリアフリーと
介護するバリアフリーって
意外と違うのです🤨

入口の段差で転倒する可能性もある

ベッドの高さでも、
夜間に転落してしまう可能性もある

それは、細かく聞いたので、
ホテルの人は、途中で「今から夕食で
忙しいので」っと電話を切られてしまったぐらい😅

看護師として、
実際の介護動線や夜間のトイレ移動までを
想定して安全性を確認しないといけないからね。

さぁ、
お墓参りが終わり、
ホテルに到着

すぐにすることは、
お母様の全身状態の把握。



長旅で疲れているのはもちろん、
飛行機に乗ったことで、
血圧上昇が考えられます。

案の定、血圧は少し高めでした💦

少しの時間、
休んで頂きました。

その間、私はホテルのチェック。
お部屋の細かい確認をしていました。


どういった動線で、
トイレにお連れするか?

トイレでの排泄時の介助は
どうするか?

さすが、事前に連絡していただけあり、
ホテル側がいろいろと配慮を
してくださっていました。

さぁ、ホテルでの楽しみの一つ
お食事です。

地のモノを美味しく頂けることが、
旅行の楽しみですよね。

これまた、
事前に連絡していただけあって、
配慮をしていただけていました。

私がさらに一口大に
細かく刻んで食べやすいように。

終始、「美味しいね。美味しいね」と
笑顔で食べて頂けました。

この笑顔が最高に嬉しい💖

ほんとに美味しかったです😄

そして、ご希望の
「露天風呂に入りたい」

やっぱり、温泉街に来て、
温泉に入らないと!

それも露天風呂が最高だよね!

ってなワケで、
私は短パンにTシャツ姿で
一緒にお風呂に入りました。

ここで大切なのが、
絶対に転倒させないコト!

でも、ゆったりと「温泉のぬくもり」を
味わって頂きました。

湯上りの一杯のお水、
景色や風を感じて
「生きている」と感じる時間に
なるのです。

『あ゛~、気持ちよかった~』

この言葉が最高ですね!

さぁ、
あとは、
ゆっくりと休むだけ

一日最後の全状態の把握をして、
排泄の準備

ベッドにカバーをしたり、
オムツを夜用にしたり

眠れるまで、
そばで付き添いました。

興奮して、なかなか眠ることが
できませんでしたが、
数時間後に眠ることができました。

「バリアフリー」という言葉は、
段差をなくすだけではなく、
心のバリアを取り除き、
誰もが安心して、「旅を楽しめる」ように
すること。

それが、りあんが大切にしている、
「医療と心で支える旅」の形です。

次回のブログは、
旅行最終日編です

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